孤独死現場や事故現場に遭遇した場合と特殊清掃のサービス内容
孤独死現場や事故現場に遭遇した場合に、まず何をしたらいいか
孤独死現場や事故現場に遭遇!まずすることは?
孤独死現場や事故現場で注意すること
孤独死現場や事故現場で処理に関わることになったら?
特殊清掃とは
特殊清掃のメリット
特殊清掃のサービス内容
特殊清掃の流れ
特殊清掃の料金相場は?
特殊清掃の料金について注意したいこと
特殊清掃業者の選び方
特殊清掃会社選びに困ったら
何が起きるかわからないほど、殺伐とした今の世の中。全ての人が幸せに生きているとは限りません。
そんな生活から逃れるように、生への苦しさに自殺を図ったり、自分の部屋を片づけずにゴミ屋敷のようにしてみたり…。
これは他人ごとではないこともあり、実際にあなたの身近なところでも起こっているかもしれない状況ですね。
心が痛むばかりですが、もしあなたが、ただ事ではない状況に遭遇したら?
そのようなときには、特殊清掃に依頼することができます。
特殊清掃とはあまり聞いたことがないという人が多いですが、今この社会において必要とされ、少しずつ認知されている仕事です。
そこで今回は、特殊清掃についてお伝えしていきます。
特殊清掃とは?ということから特殊清掃のメリットや仕事の流れなど、特殊清掃についてまとめています。
また、特殊清掃の料金相場や依頼する業者の選び方などにも触れていますので、特殊清掃について知りたい方は必見です。
特殊清掃についての知識が身につきますので、特殊清掃に興味を抱いている方は、ぜひ最後まで読んでください。
孤独死現場や事故現場に遭遇した場合に、まず何をしたらいいか
ある日、あなたが関わっている人の家を訪問することになりました。
手土産を持って、どのような部屋があるのか、どのような会話をしようか…と考えながら訪問先の家へと向かうことでしょう。
随分と久しぶりに会う人の家へ、突然に向かうこともあるでしょう。
ところが訪問先の家へ行ってみると、そこには孤独死をした家の人がいた…または、何らかの事故現場となっていた…。
そんな現場に遭遇してしまうと、ショックですし精神状態は普通ではいられずにパニックになりますよね。
しかし、孤独死現場や事故現場となっている場所をそのまま放っておくわけにもいきません。
では、そのような場合、どうしたらよいのでしょうか。
孤独死現場や事故現場に遭遇!まずすることは?
難しいことかもしれませんが、心を落ち着けて、状況確認することが大切です。
死体が何日もそのままになっている場合には、腐乱して異臭がしているでしょうが、死んでいるのかどうなのかわからないということもあるかもしれません。
そこで死んでいるのかどうなのかわからない場合には、救急車を呼ぶことです。
救急車が到着すると、後は救急隊員が対処してくれます。
では、明らかにそこにあるのは死体であるという場合には、警察を呼びましょう。
孤独死であっても、何らかの事件性があるにしても、警察の検証が必要になるからです。
孤独死現場や事故現場で注意すること
孤独死現場や事故現場は、死体が腐乱していて我慢できないほどの強烈な臭いがすることもあります。
また、たくさんの虫がわいていますし、ハエも飛んでいて壮絶な状況です。
しかし、だからと言ってあなたが部屋の窓を開けるようなことをしてはいけません。
物を動かしても、散乱している物を触ってもいけません。
警察は現場検証をしますので、現場が発見された時と変わっていれば警察の正しい判断ができなくなります。
それに、もしかしたらあなたが事件に関与しているかもしれないと疑われることにもなりかねません。
なるべく気持ちを落ち着けて、そのまま部屋にじっとしているよりも、部屋の外で警察の到着を待つことが大切です。
孤独死現場や事故現場で処理に関わることになったら?
通常警察の検証が終われば、その後は現場の部屋を片付けることになります。
その場合には遺族や保証人、部屋の管理会社などが対処することになるのですが、現場は病死で静かになくなっている状態ではありませんね。
腐乱していたり、荒れていたりしますので、自分で片づけるようなことは難しいです。
では、そのような場合にはどうするのかと言えば、特殊清掃を依頼することになります。
特殊清掃とは
特殊清掃とは、日常的に掃除をすることと違い、汚れが落としにくい部屋や何か特別な事柄があった部屋を掃除することをいいます。
日常的な清掃であれば、床や壁、廊下、トイレ、風呂場などの汚れを掃いたり拭いたりして清潔に掃除しますね。
ところが特殊清掃は、自殺や孤独死があった部屋、何らかの事件があった部屋、ゴミ屋敷のようなゴミが溜まり切った部屋などを清掃します。
というのも、特殊清掃が必要な部屋は、汚れ方がひどくて臭いも強烈だからです。
例えば自殺や孤独死があった部屋ですが、このような部屋は死体から発生している死人独特の腐乱臭がありますし、血液の強烈な臭いがします。
通常では考えられないほどの、異臭がするわけです。
床や壁に血液がついて、染み込んでいることもあります。
そうすると、通常の掃除では取れませんし、そもそもそのような部屋の掃除をすることは、嫌悪感を抱きますよね。
ショッキングな場面ですから、直視できませんし、精神的にも耐えられません。
それに、死体が放置されている部屋ですから、何かの感染症に感染する恐れもありますし、遺体
のそばには虫が湧いていることもありますから、安易に部屋をうろうろできません。
何らかの事件があった部屋もそうです。
いくら自分の部屋や、自分の血縁関係にある人の部屋であったとしても、いわく因縁がある部屋には、関わりたくありませんね。
また、ゴミ屋敷のようなゴミの溜まった部屋には、虫が湧いていたり、ハエが飛び交っていたり、異臭がしたり、危険物が混ざっている恐れがあります。
誰だって、これらのような部屋の清掃をすることはないでしょう。
しかし、訳アリ物件であったとしても、部屋を汚れたままにしておくわけには行きません。
そこで、そんな部屋をキレイに清掃してくれるのが特殊清掃なのです。
特殊清掃のメリット
特殊清掃は、聞きなれない仕事で分かりづらいですが、特殊清掃を依頼するのには3つのメリットがあります。
①清掃のプロが、専門的な知識を持って部屋をきれいにしてくれる
特殊清掃が必要な部屋では、異臭を放ったり目を背けたくなるような汚れが付着していたりと、通常では考えられない状態となっています。
死人がいたということで、部屋の清掃に嫌悪感を抱いたり抵抗を感じたりして、清掃ができないということもありますね。
もちろんそのような部屋では、普通に清掃をしても汚れを落としきることができませんし、臭いも取り切れません。
特殊清掃では、清掃に関する専門的な知識を持って、通常の清掃では行き届かない部分まで清掃してもらえます。
特に特殊清掃を行う人で、事件現場特殊清掃しという資格を取得している人がいるのですが、このような人は、訳アリの部屋の清掃に対してもしっかりと対処してくれます。
特殊清掃が必要な部屋は、危険性を伴うこともありますので、特殊清掃のプロが部屋を掃除してくれると、安全に部屋をきれいにしてもらえます。
また、特殊清掃業者が入ることで、部屋の管理者も安心して清掃を任せることができるでしょう。
②隣・近所の人に迷惑がかからないように清掃してくれる
自殺や孤独死、事件性があるといった部屋は、嫌悪感を抱かれます。
例えば異臭ですが、窓を開けると強烈な臭いを放ち、隣・近所の人に迷惑をかけてしまいます。
特に死体がある場合には、時間が経てば経つほど異臭はひどくなりますし、虫が湧いたりハエが飛び交ってとても近くに寄れるものではありません。
特殊清掃作業は、そんな特別な状態の部屋で行われるわけですが、そんな最悪の状況を取り除き、気になるニオイの消臭作業もしっかりしてくれます。
それに素早く部屋を清潔にしてくれますので、隣・近所の人が抵抗を感じて精神的ストレスを感じることも減少させてくれるでしょう。
③特殊清掃が必要な部屋に関わる人の、精神的苦痛を緩和させてくれる
特殊清掃が必要な部屋は、1人で部屋をキレイにしようとしても、どのように片づけたらよいのか、どこから始めたらよいのかということがあり、大変難しいです。
それに特殊清掃が必要な部屋に関わる遺族や親族は多くの場合、忙しくて掃除をする時間がなかなか取れません。
また、汚れた床や壁、物を触るのは抵抗があったり、虫が湧いていたりすれば、手を付けることは避けたいという気持ちになります。
特殊清掃は業者が清掃するということで、「部屋をきれいにしなければ…だけど手を付けられない…」といった精神的苦痛を緩和させてくれます。
特殊清掃のサービス内容
特殊清掃には様々な業務がありますが、特殊清掃業には5つのサービスがあります。
ここでは特殊清掃のサービス内容について、お伝えしていきます。
①プロの手によるハウスクリーニング
部屋の清掃はもちろんですが、特殊清掃が必要な部屋にはひどい汚れや強烈な臭いが発生していることがほとんどです。
仮にそんな部屋に住み続けることになったとしても、衛生的にも良くありませんし、もちろん部屋を出るにしても部屋の管理者はたまったものではありません。
なんとか清潔感のある快適さのある部屋を取り戻す必要がありますが、それにはプロの手による清掃があれば安心です。
特殊清掃をすると水回りにカビが発生していたり、床や壁にひどい汚れが付着していたりといった状態から、快適な住みやすさのある部屋へと生まれ変わらせてくれます。
②遺品整理もしてくれる
自殺や孤独死などの遺体があった部屋には、遺品がありますが、遺族が対応できない場合やいない場合には、片づけられませんね。
遺品があると部屋の清掃に困りますし、部屋をきれいに回復させることは不可能です。
それに遺品は故人の思いが込められていることもあり、通常では触ることに抵抗を感じることもありますが、特殊清掃では遺品整理もしてくれますので、精神的負担がかかる心配も要りません。
遺品物には不用品になるものと、遺品としてそのまま使っていきたいものがありますが、その分別もしてくれます。
遺品整理をして、しっかりと片づけを行ってくれるため、安心してお願いすることができるのです。
③部屋の消臭・脱臭作業や消毒・殺菌をしてくれる
特殊清掃が必要な部屋には、独特の異臭が放たれていますので、通常の清掃では臭いの除去は困難です。
臭いが立ち込めて除去しきれないと、特殊清掃が必要な部屋はもちろん、隣・近所にまで迷惑がかかり、トラブルの素になりかねませんね。
しかし、特殊清掃ではそんな異臭に悩まされる部屋の消臭や脱臭を、プロの知識によりしっかりと解決してくれます。
また、臭いにより不潔な状態を作り上げた部屋の消毒や殺菌まで行ってくれます。
そのため清潔感を取り戻し、快適な生活ができる部屋が出来上がるのです。
④害虫駆除をしてくれる
特殊清掃が必要な部屋は、不潔な状態のためウジやハエ、ゴキブリなどが発生していることがほとんどです。
ネズミの発生もあります。
そんな状態の部屋では、人に感染症をもたらすこともあり、大変危険です。
キレイで安全な部屋にするためには、まずはそれらの害虫を駆除する必要があります。
とはいえ、素人や通常清掃業の人が駆除するといっても限界がありますよね。
特殊清掃は、プロによる専門知識による安全性の高い方法で困った害虫を駆除してくれます。
⑤リフォームをして、快適な部屋に回復させてくれる
特殊清掃業では、荒れて不潔な部屋をリフォームで快適な部屋に回復させてくれます。
例えば自殺や事件があった部屋には、床や壁に大量の血液がついていたり、体液が染み込んでいたりします。
ゴミ屋敷であればゴミが腐敗してその下の床が腐っていく場合もあります。
風呂場が自殺や事件現場になっている場合には、浴槽が破損していることもありますし、臭いもこもります。
それを元の状態に戻すためには、清掃しただけでは回復しないことが多いです。
そのような場合には、床や壁、浴槽などを一度はがして貼り替えを行う必要があります。
貼り替えをするにあたっては、もちろんその場の洗浄や脱臭も行ってくれるため、安心安全性の高い部屋に回復させてくれることが期待できます。
特殊清掃の流れ
特殊な作業が必要とされる特殊清掃ですが、どのような手順で行われるのでしょうか。
ここでは特殊清掃の作業手順をお伝えしていきます。
①特殊清掃業者に連絡後、作業の見積もり
まず特殊清掃業者に連絡して、清掃を依頼する必要がありますが、その後業者からは見積もりを出されます。
例えばハウスクリーニングであれば、部屋の汚れや臭いなどの状態を確認する必要がありますし、遺品整理が必要な場合には遺品の数や処分に対して考慮する必要があります。
また、害虫が発生しているのであれば害虫駆除の対処、部屋に汚れが染みついて清掃では取り切れない場合や破損していれば、リフォームの必要があります。
これらをしっかりと確認し、依頼主と相談したうえで、作業の見積もりが出されます。
②作業に入る準備
特殊清掃が必要な部屋では、死体が何日も放置されていた場合がありますが、死体から発生している悪臭や有毒ガスには注意したいです。
また、故人が感染症にかかっていたということもありますので、現場に入ることは危険性を伴います。
このような場合、作業に入る準備として、作業員は作業に入る前に専用の防護服やマスクを身に着ける必要があります。
③部屋の消臭・消毒
特殊清掃が必要な部屋では、まず二酸化塩素のような薬剤が入っている消毒剤噴霧器で消毒作業を行います。
これは故人が感染症にかかっていたかもしれませんので、作業員が感染せずに安全に作業するうえでは、非常に大切なことです。
また、部屋の腐敗がひどく、悪臭・異臭を放ちますので消臭作業も行われます。
通常の脱臭剤や空気清浄機などでは臭いは消えませんので、専用の薬剤が入った脱臭器が使われます。
④遺品整理や不用品の処分
部屋には数々の遺品がありますので、遺品整理をしたり、部屋にある不要な家具の処分、血液や体液などで汚れた品物などを片付けます。
部屋にある遺品には故人が大切にしていたものも多く、遺族には思い入れがあるかもしれませんが、これらの品物には汚れだけではなく臭いもついています。
そのため処分することが望ましいかもしれませんが、もし故人の遺品が必要な場合には、作業員が処分する前に取り分けておくと良いでしょう。
⑤害虫駆除
特殊清掃が必要な部屋では、害虫が発生している場合が多いです。
害虫は駆除しきってしまわなければなりませんので、駆除専用の薬剤を使って駆除する場合が多いです。
⑥臭いや汚れが染みついている箇所の解体
特殊清掃が必要な部屋では、床や壁に悪臭や血液、体液などの汚れが染みついて、汚染が広がっている箇所があります。
このような場合には清掃、消臭をしても汚れや臭いが取れないことがあります。
このときには、表面的に清掃するだけではなく、汚染箇所の解体をして、清掃や消臭作業を行います。
⑦オゾンによる消臭・脱臭
特殊清掃が完了して、部屋がキレイになったら最終的にオゾンにより消臭・脱臭を行い、臭いをしっかりと取り除きます。
この作業をすることで、特殊清掃が必要な部屋ならではの異臭や悪臭による悩みが解決していることが期待できます。
⑧壁や床の貼り替え
清掃や消臭が終わると、臭いや汚れが染みついていた箇所の解体をした部分のリフォームをします。
つまり、壁や天井、床などの貼り替え作業のようなリフォームになります。
ここまでの作業で、訳アリ物件である部屋の原状回復工事が行われるわけです。
⑨作業の状態を確認
特殊清掃作業が終了すると、作業具合がどのようになっているのかを確認する作業が行われます。
清掃作業が終わっても不十分なところがあってはなりませんので、依頼主はしっかりと清掃後の部屋を確認する必要があります。
特殊清掃の料金相場は?
特殊清掃の料金は、特殊清掃業者によって違いが出てきますが、部屋の間取りや作業内容で料金が決まります。
部屋の間取りが広ければ、それだけ作業範囲も広がりますし、作業人数も多くなりますので料金も高くなりますし、作業内容も部屋の状態によって変わります。
例えば部屋の間取りが1Rや1Kであれば、清掃時間や消臭時間が短くなります。
それに範囲も狭いですし、作業人数も少なくてすみます。
すると、大体8万円前後からといった金額になることが多いです。
そしてそこに床の特殊清掃や消臭が入れば、清掃が大体3万円からですし、消臭が大体1万円からになります。
そのうえで、その他の作業が入りますので、料金も作業量に伴って変動があります。
また、部屋にある遺品物の量によっても料金が変わってきます。
料金については、清掃作業前に見積もりを出してもらえますので、どのくらいの範囲で業務を行うのかを依頼主と業者間でしっかり確認し合うことが必要です。
特殊清掃の料金について注意したいこと
特殊清掃は通常では考えられないような汚れがひどい部屋のため、早めに依頼することがほとんどですね。
しかし、中には業者への依頼をすることが遅くなり、清掃が行き届かずに長期に渡ってひどい状態のままになることもあります。
例えば孤独死の場合には、故人がいつ亡くなったかわからないことがありますね。
これは故人を知る人が、故人を訪ねて行って初めて亡くなっていることがわかることになります。
また、ゴミ屋敷であれば、なかなか清掃へ至らないことがあります。
よくゴミ屋敷のままという状態が問題になって、テレビで困ったこととして放送されていますよね。
このようなときにも、ゴミをずるずるとそのままにしていると、ゴミはどんどん溜まっていき、そのゴミから異臭がしたり虫が湧いたり、部屋が傷んだりといったことになります。
特殊清掃が必要なのになかなか清掃までいかず、やっと依頼をしたそのときには料金が高くなります。
作業範囲が広がったり、作業が困難になったりするからです。
そのため特殊清掃を依頼するときには、早めに業者に連絡して清掃をお願いするようにする必要があります。
特殊清掃業者の選び方
特殊清掃は今需要が増えてきて、業者も全国的に様々な箇所に設置されています。
そこで気になるのが、特殊清掃業者の選び方ですね。
自分がいざ依頼するとなれば、どこの業者を選べばよいのか…?
特殊清掃業者の選び方には、主にポイントが4つありますので、お伝えしていきます。
①電話やメールの対応は丁寧か
依頼するときにはまず、業者に電話やメールで特殊清掃がどのような手順で行われるのか、料金はどのくらいかなどを聞くことになるでしょう。
このときに注意したいことが対応は、心のこもった丁寧な対応をしてくれるのか、といったことです。
例えば特殊清掃を依頼するときには依頼主は、今後の流れに分からないことがたくさんあり、不安感を抱くこともあるかと思います。
しかし、電話をかけると横柄な対応で適当に返事をされるとか、こちらが聞いていることに対してzいるズレている返答が帰ってくるとかなどのような場合があるかもしれません。
また、メールにしてもメールでの問い合わせをしているにも関わらず、いつまでも返信が来ずに、何度も問い合わせメールを送らなければならないという場合もあるかもしれません。
このような事では、依頼主としては特殊清掃という特殊な仕事を任せたくありませんね。
それに対応が不十分であれば、作業も手抜きをされたり適当に終わらせられたりといったことになるのでは?と思ってしまいます。
電話やメールは相手の顔が見えないからこそ、誠実で丁寧な対応が必要ですので、業者がどのような対応をするのかをしっかりと見極める必要があります。
②見積もり費用の内訳は明確か
見積もりには作業の内容に応じてどのくらいの料金がかかるのかが記載されていますが、依頼主は作業に入る前に見積内容をしっかりと確認することが大切です。
というのも、業者には良い業者ばかりではなく、中には悪徳業者が含まれていることもあります。
そんな悪徳業者は、適当に作業内容を記載して後から追加費用を出してくるようなことがありますので注意したいのです。
気持ち良く作業をしてくれて、良い業者に作業をしてもらえるかどうかは、見積もりを出してもらう段階で決まるといっても過言ではありません。
③実績はあるか
特殊清掃業者は複数あり、今後も新しい業者が増えてくることでしょうが、ここで気にしたいのは、業者に実績があるのかということです。
特殊清掃に対しての専門的な知識や豊富な経験があるのかどうかは、依頼する側にとっては大切なことです。
実績が無ければ、清掃作業のレベルも低いのではないか?というような不安に駆られることもあります。
実際に適当な作業が行われ、不完全な消臭であったり、汚れが残っていたりなどのようなことになりかねません。
また、実績の少ない業者は経験が浅いため、作業に物足りなさを感じることもあるでしょう。
そのため、業者選びのポイントとしては、実績の有無は重大なことだということを認知しておくことが大切です。
④アフターフォローはきちんと対応してくれるか
特殊清掃作業が行われた後の部屋は、原状回復できて清潔な気持ちの良い環境が戻ってきていると思います。
しかし、なかには「まだ,臭いが残って気になる」とか「汚れがまだ残っている」といった場合があります。
通常ではあってはならないことですが、もしこのようなことが起これば業者にアフターフォローしてもらう必要があります。
もしもの場合、業者がしっかりと対応してくれるのかということを、契約前に確認しておく方が良いでしょう。
特殊清掃会社選びに困ったら
愛知県には20社以上の特殊清掃会社があります。複数社に連絡していい業者を選ぶのは大変労力がかかります。
東海3県のみを対象とした特殊清掃相談サービスがあります。
完全無料で利用でき、こちらに相談することで、状況に適した特殊清掃会社を紹介してもらえます。
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